【大地の再生 結の杜つくり】
貴船神社でのワークショップに参加してきました。
季節を問わず、沢山の観光客を迎える、貴船神社。
参道の脇には、沢山の木々があり、私たちの目を楽しませてくれていますが、 実は、沢山の人の足で踏み固められた道の土は、硬くなり、
その下にある木の根っこは、息ができない状態になっているんです。
そこに、水脈を作ってやり、水と空気が循環できる状態にして、木を生きかえらせる。 今日は、そんな作業を体験してきました。
大地の水脈って、人の血管とよく似ています。 血管がなんらかの要因で、詰まって流れなくなると、私たち死んじゃいます。
水脈も、ちゃんと循環していないと、木に水も行かない、栄養も行かないわけだから、木も死んじゃうというわけでー
今年、大地再生の事業の結果、貴船神社の紅葉は、とてもきれいだったそうです。(去年までの貴船神社の紅葉は、あまり綺麗ではなく、茶色っぽかったそうです)
ご神木の桂の木も、だらんと枝先が垂れ下がっていた状態だったそうなんですが、今は、ピンと張り、とても元気でした。
私たち人間たちは 樹木に虫がついたら殺虫剤、葉や花の色が悪かったら養分を与える
ってするけど、本来は、樹木自身が元気であれば、その必要はないんですよね。
なんか、私たちとよく似ていませんか?
私たちも、身体が元気であれば、病気をはねのける力があるわけで〜薬はいらない。
貴船神社の木々が元気になりますように〜 空気が入るようにー、水が拡がるようにー、土を掘る〜
人の身体に鍼を刺すイメージで、水が流れやすくなるように、杭を打ち、水脈には、炭、竹、枝葉、を入れる〜
プロの方々と一緒に、作業をしてきました。
今日は、いま私が関わっている、環境保全研究所の地球再生事業につながる、とても貴重な体験をしてきました。 (明日は筋肉痛、間違いなし)